とあるサイト(その道のプロに聞く!みたいなサイト)で
とあることについて情報収集をしていた。
調べたいことについてのHPのリンクが貼ってあったり、
ワンポイントアドバイスがあったりして
まったく無知なことに関してはとても有効なサイトだと思っていた。

そーいえば。
我が業界に関してのプロって誰に聞いてんだんべ。
そう思いたって調べてみた。

介護・福祉部門に分類されているらしいのだが、
ナビゲーターは、ダレ?名前も聞いたことのない人。
プロフィールを読んでみる。
ふーん。ま、著名人全員を覚えているわけでもないし。
こんな人もいるんだ。と思った。

しかーし!
プロフィール最後に「祖母は老人保健施設で健在!」(わざわざ「!」つきで)
と書いてあったのに対して、私は過敏に反応した。

あんた仮にも「介護のプロ」なんでしょ?
何かい?長寿にさせるためのプロなんかい。
自分のばあさんが生きててアンタが何で自慢するかね?
家で幸せに暮らしているならともかく。
老人保健施設って家庭と病院の中間施設って位置づけでしょ?
プロフィールにそんなことをエバって書くなよ。
私の感覚的には恥ずかしい。

老人保健施設に入所していることは恥ずかしいのではないのです。
施設入所することを否定しない。
家族にはそれぞれ事情があるのだから、
家では介護できないことだってあると思う。
でもそんな中途半端な施設にずっと長く入れておくことは
おかしな話だと私は思うのですよ。
(その中途半端な施設に私は勤務しているわけですが)
在宅目指して頑張っている老健もたくさんありますけどね。

何が言いたいかというと。
仮にもプロとかいって出といて
老人保健施設に入所中!で止めないでほしいの。
入所してその後どーすんのさ。明治生まれのそのお婆様は。
その後の人生はずっと老健のまま?
そこで余生を送っちゃうわけ?
それでお婆様の人生は満足だといえるわけ?

まー、どーでもいいんですがね。
なんか腹が立つのです。

どこに住むか。
どこで死ぬか。

本人のことをよく考えて、
目先の住居のことでなく、
短い将来をどこでどうやって過ごすのか、
それって凄く重要なことではないでしょうか。
もっと考えないといけないな、と最近特に思っていたので。

本当に、あなたはプロ?

サイト自体の信憑性もダウンしてしまった出来事でした。

もっと頑張っている人をナビゲーターにしようよ。

けっ!

でも、難しいよなー。
頑張ればいいってもんでもないし。

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